氷濤まつりを語る

会場運営部長 福士国治さん


 会場運営部長の福士国治さんに氷濤まつりについてお話しを伺いました。

 氷像を作る上でもっとも力を入れているのが「氷の色」です。
北極や南極の氷のような「アイスブルー」を目指しています。
これは支笏湖の美しい水を利用するからこそ出来る事なのです。


アイスブルー

 苦労する点はやはり天候です。氷をつけることが出来る温度は-3度〜-8度の間しかなく、暖かい時に水をかけると逆に溶けますし、寒すぎると水の噴射ノズルが凍り付いて使い物にならなくなります。
また、雪が積もると氷の中に雪が入ってしまい、氷が白くなってしまうので雪を払いのけてからでないと水を吹き付ける事が出来無いのです。

 氷濤まつりを始めたきっかけは、オフシーズンになる冬に出来るだけ多くのお客様に支笏湖に来て頂こうと、支笏湖観光ホテル湖水館の先代の支配人 故 伊藤 照正さんが企画し、支笏湖の温泉旅館や商店街のメンバーが集まり、造形作家の竹中 敏洋さんの指導のもと始めたのがきっかけです。
 最初の頃は夢が大きく様々な事を試してみようと、現在の会場だけで収まらず商店街の方や展望台の方まですべて飾り付けをしようと計画していたのですが、実際にやってみると人手不足や時間が無いなどの問題で実現する事が出来ず、中途半端になってしまった事もありました。
 技術面でも最初は大変でした。一つは水の噴射ノズルの問題。最初は市販のスプリンクラーを使っていたのですが、気温が低くなると凍りつき、水量の微調整が出来なくなったり、ひびが入って使い物にならなくなったりしました。
 また、丸い形の氷像を作るのに最初は巨大な風船に氷を付けていましたが、気温の変化などで風船がしぼんでしまい、氷にひびが入ってしまった事もありました。
噴射ノズル

 美しいつららを作るのがとても難しい「アイスシャンデリア」や、支笏湖の観光名所「苔の洞門」を氷で再現した物など、美しい氷像が沢山有ります。
 また、氷濤ステージで行われる「氷濤ウエディング」や、期間中の土・日・祝日に行われる「大花火大会」等、楽しいイベントが盛り沢山です。
 会場では温かい飲み物や食べ物も販売しておりますし、会場周辺にはゆったりと温まる事が出来る「温泉」も沢山有ります。
 昼は氷のアイスブルーと支笏湖の雄大な景色をお楽しみ頂き、夜はライトアップされたファンタジックな氷像と花火でお楽しみ下さい。
 札幌-支笏湖間の国道453号線が通年開通した事や、まつり開催前の作業の様子を見学できる「プレ氷濤まつりツアー」が企画される等、近年お越し下さるお客様が35万人を超えるような大きなおまつりに成長しました。
きっと皆様にご満足して頂けると自身を持っております。
 皆様のお越しを心よりお待ちしております。


氷濤まつりを語る 出来上がるまで 地図とアクセス
行事プログラム 昨年の模様